こんにちは。ぱちぱち運営のMSです。
2026年2月23日(月・祝)、「ぱちぱちのえんげきひろば」が八王子市芸術文化会館(いちょうホール)にて行われた「ふれあいこどもまつり2026」内にて開催されました!
このレポートでは、MSの視点でイベント当日を振り返ります。
開催概要
「ぱちぱちのえんげきひろば」とは?
①様々な演劇の形に触れることで、子どもたちに演劇の楽しさを感じてもらうこと。
②その保護者たちに、子どもたちと同じ体験をしたりその姿を見ることで一緒に楽しんでもらうこと。
③八王子市内における「演劇ネットワークぱちぱち」そのものの認知を拡大すること。
この3つを目的として、「色々な角度から演劇の楽しさを感じてもらう」というねらいのもと、「観る」「参加する」「つくる」を柱にして、同時に7つのプログラムを制作。演劇ネットワークぱちぱちが「ふれあいこどもまつり2026」から依頼を受け、ぱちぱちの企画制作部が企画制作したイベントです。
イベント当日は、大きなテントを中心に芝生を敷き、切り株のクッションを置いて、1日を通していちょうホールのロビーに特別な空間(ひろば)を出現させました!
日時
2026年2月23日(月・祝)10:00〜15:30
会場
八王子市芸術文化会館(いちょうホール)ロビー
プログラム一覧
〈ステージ企画〉
「わくわくミニシアター」「30分で舞台体験!」「Let’sダンス!多摩ニュータウン」「みんなでかんしゃ!ありが多摩ニュータウン」
〈常設企画〉
「声に出したい言の葉」「だれでもにんぎょうげきコーナー」「みんなで物語の世界をつくろう」
各プログラムの内容・詳細についてはこちら
クレジット
企画:演劇ネットワークぱちぱち 企画制作部
プロデューサー:辻 寛子
制作:齊藤舞夕
広報:伊藤優花
制作・広報補佐:野口沙希
リーフレット・ポスターデザイン:川原智恵子、柴崎かなこ
照明:下山重夫
当日運営:松橋惟真
「わくわくミニシアター」「30分で舞台体験!」
ディレクター:齊藤舞夕
出演:川村真愛、濵 穂友乃、堀 慎太郎、若葉美奈
「Let’sダンス!多摩ニュータウン」「みんなでかんしゃ!ありが多摩ニュータウン」
ディレクター・作詞・紙芝居作:奥山樹生
作曲:小山優梨(やまゆ音樂堂)
振付:田坂歩
紙芝居読み手:森口夏希
「声に出したい言の葉」「みんなで物語の世界をつくろう」
ディレクター:齊藤舞夕
美術製作:國本幸江(おおきなかぶ)、武藤陽菜(ないたあかおに)
「だれでもにんぎょうげきコーナー」
ディレクター:伊藤優花
当日の様子
当日配布した四つ折りパンフレット(表)
当日配布した四つ折りパンフレット(裏)
朝の10時、いちょうホールが開き、ふれあいこどもまつり2026が一斉にスタート!
ぱちぱちのえんげきひろばの最初のステージ企画「Let’sダンス!多摩ニュータウン」が始まりました。
「Let’sダンス!多摩ニュータウン」
ぱちぱちから生まれたご当地ヒーロー「多摩ニュータウンマン」が登場して音楽が流れ始めると、少しずつお客さんがひろばに集まってきました。事前に多摩ニュータウンマンがサビの部分の振付のレクチャーをしたのですが、本番になるとそれ以外の部分も自然と踊り出す子どもたちが沢山いました。そのあとの写真撮影会では、多摩ニュータウンマンとのツーショットを求めて長蛇の列が!今回作成した多摩ニュータウンマンのキラキラステッカーも子どもたちに大人気でした。
今日会ったばかりの多摩ニュータウンマンに対して、「ばいばい!」と手を振ったりハイタッチをしたり……大人も子どもも楽しんでいる様子が側で見ていてとても嬉しかったです。全3回とも大盛り上がりのステージとなりました。
「Let’sダンス!多摩ニュータウン」の様子
どの回も、子どもたちが沢山見てくれました。
「わくわくミニシアター ないたあかおに」
ロビーという常に人が行き交う場所ながら、お芝居が始まると自然とお客さんが足を止めていきました。物語の最後、青鬼の手紙を読む場面では、毎回観ている子どもたちが静かになっていたのが印象的でした。
また、上演前にアナウンスをしたときも「へぇ、ないたあかおにだって」と演目名に反応してそのまま観てくれた方もいらっしゃいました。
この「わくわくミニシアター」は、誰もが知っている名作を10〜15分程度にして上演するというプログラムで、通りすがりで途中から観たとしても「この作品ならちょっと見たいな」「面白そうだな」と思ってもらえるように作っていたので、こういった当日の反応は、名作の力を改めて感じたとともに、こちらのねらいが届いていたようで嬉しかったです。
「わくわくミニシアター ないたあかおに」の様子
「わくわくミニシアター ないたあかおに」の様子
「みんなで物語の世界をつくろう」
『ないたあかおに』に登場する「鬼のお菓子」を来場者に作ってもらうという常設の体験コーナーでした。子どもたちが、沢山のマーカーを使いながら熱心に描いていたり、シールを沢山貼っている姿を見て、自分だけの作品を作るんだ!という子どもたちの純粋さを感じました。
「みんなでかんしゃ!ありが多摩ニュータウン」
多摩ニュータウンマンが登場するオリジナルの紙芝居です。はずかしくて「ありがとう」が言えない小学生・まちださんに対して、多摩ニュータウンマンがアイデアを出す……という物語。子どもたちが読み手の声掛けに対して積極的に声を出してくれたことに加えて、側で観ていた大人たちが「え〜!」「なにそれ〜」と笑いながら物語に反応してくださっていたことが強く印象に残りました。ここでも終演後に色違いの多摩ニュータウンマンのキラキラステッカーを配布したのですが、「Let’sダンス!多摩ニュータウン」にも参加してくれた子が沢山いて、「2つ目!」と見せてくれました。
「みんなでかんしゃ!ありが多摩ニュータウン」の様子
「30分で舞台体験!〜おおきなかぶ〜」
身体をメインにした「からだを使って動物になろう」と、声をメインにした「声を使って物語を届けよう」。内容の異なる体験ワークショップを事前に15分行い、残りの15分でぱちぱちメンバーと一緒に舞台に立ってみよう!というプログラム。事前のワークショップはどちらも満員でした。体験ワークショップの需要に驚くとともに、来場した子どもたちが事前に想定していた年齢層よりも下だったこともあり、ひとりひとりに合わせてより丁寧に分かりやすく、を心掛けました。どちらの回も「子どもたちを見守る客席」の温かさをものすごく感じ、保護者の方々が嬉しそうにカメラを構えている姿を見て、私も嬉しくなりました。
「30分で舞台体験!〜おおきなかぶ〜」の様子
「30分で舞台体験!〜おおきなかぶ〜」の様子
「声に出したい言の葉」
「好きな言葉」「言いたいセリフ」を書いて木に吊るしてみよう。そして読んでみようという常設の体験コーナー。事前と当日に言葉を募集したところ沢山の言葉が集まり、当日はこんなに素敵な言葉の森が生まれました。
「声に出したい言の葉」当日の装飾の様子
印刷されているものは事前募集の言葉。手書きのものは当日募集の言葉です。
「だれでもにんぎょうげきコーナー」
その場で出会った人たちと人形や無機物を使って人形劇を上演してみようという常設の体験コーナー。朝から夕方まで常に誰かが人形で遊んでいる賑やかなコーナーでした。ステージ企画を観ている際もずっと人形と一緒にいる子もいて、色々な年齢の子に寄り添っていたプログラムだったと感じました。ぱちぱちのえんげきひろばに立ち寄る最初のきっかけを作ってくれていたように思います。
「だれでもにんぎょうげきコーナー」の様子
おわりに
「ふれあいこどもまつり」は毎年ぱちぱちヒーロー部(旧・多摩ニュータウンヒーロー部)が単体で参加しており、演劇ネットワークぱちぱちとしてこのような大きな関わり方をするのは今年が初めてでした。7つのプログラムを同時に展開するということで、どのような雰囲気になるのか前日の仕込みや当日を迎えるまで分からない部分があり、来場者の皆さんが楽しんでくれるだろうかと本当にドキドキしていたのですが、当日は500人以上の方がひろばに立ち寄ってくれたそうです。さらに感想を耳にするとそれも良い、とのことで、私自身が当日感じた思い・手応えも含め、きちんとこちらの思いが伝わったのだなと感じることができました。次があるのであれば、より良い形でブラッシュアップしたものを届けたいと思います。